目の見えない人とyoga (バランスのポーズで)
月一、目のみえない方達にyogaを伝えに行っています。
今日はふたりの参加で(yoga3回目の方達)プライベートレッスンのようにいろんなシェアをいただく。
ひとりはここ5年程前から視力がなくなり今は、殆ど見えない男性。以前野球をされてたと筋肉ある体系。
おひとりは視力が20年前になくなり光は少し感じる、子育てもほぼ終わられたと言う女性。
今日のご要望が中心を感じることがしたいと言われ、仰向けでヨガベルトを使いバランスとる動きを体験してもらう。
最初はバランスをとることに一生懸命で呼吸を浅くなられるので、始めにした呼吸法を思い出してもらうことを何度か。
そこからも、おふたりとも真面目なのでバランスをとることに一生懸命で体(特に肩、首、カラダの表面)の力が抜けない。普段、見えない事でいろんな神経を使われ歩き、危険のないようにバランスも大切にされてるのだろう。
今は安全な場所で仰向け、私もしっかりみてるとお伝えし、いろいろな方法で試してもらった。
すると「なかなか出来ない」と女性が笑いだし、男性も苦笑から声を出して笑われだした。
私も一緒に笑った。
終わる頃にはふたりとも、体のこわばりが見るからに解けていた。
クラスが終わり、男性が「(目が)こうなってから安心してバランスを崩せたのは、はじめてだった。」
女性は「出来ないことが、こんなに面白いなんて」と思いだし笑いされました。
揺れてもいい。
最初できなくてもいい。
たいした問題じゃない。
カラダのどこに力が入るか、抜けないか、緩むか感じることが大切。
そして変わっていく。
リハビリセンターの方が片付けを手伝ってくれてる時、あの男性が部屋を出ていく時の表情の柔らかさに驚いたと言われました。
yogaってすごい。
今日もいろんな気づきに感謝しました。
帰り道、コスモス畑を発見。