父の庭
もうすぐ母の七回忌で実家に帰りました。
父も歳をとり、最愛の妻を亡くしてから見事に心身いろいろ出てきました。
整理しているのか
そして時間と共に哀しみの収め方が変わってきているようにを感じる。
私には厳しく、冷たいと幼少から悩んだりしたけど今は私も歳を重ねた分、諦め、切り替え、緩みも出来てきたみたいです。
父の一番大切な人が側にいなくなった現実から、側にはまだ近づけないが少し見守れる距離感は変わってきました。
いつものようにあまり言葉は交わせないが、草木が好きな父が育てた庭の草花を眺めると優しい気持ちに少しはなれて、声かけ
あぁ の返答を確かめ帰る。
不器用な親子だが、父の方は細やかな指先程の草花も大切にしている。
私にはできない。
庭があると喜ぶからと
この家を見つけた母は偉大です。