空と鳥
そらと飛んで来た鳥が合うのを観て久しぶりによだかの星を思い出しました。
初めて読んだ時は幼少の頃で、よだかの苦みと悲しみの収めどころがわからなく、もう読みたくないとせっかく母が買ってきてくれたのにしまい込みました。
大人になって宮沢賢治さんが好きな想いで読み返すとやるせない気持ちの中にも何か別のひかり、よだかはただ苦しみの中だけに居たのではないと気づき、幼少に読んだ時はその時にしか拾えなかった文字、その時にしかつくれなかった情景だけにのまれて「勝手な自分の断片よだかの星」で終わらせていたことにも気づけました。こういう事って生きてたら日常でも気づかないうちにしてたり、固定概念で遮断してる時もあるんだろうなぁ..
また久しぶりに読み返して見ようと思えた今日のお天気。一回、二回の決めつけや感情から抜けれることは大人になってからも出来る有難い一歩です🙏